株式会社大川印刷(大川哲郎(てつお)代表/上矢部町)がこのほど、横浜型地域貢献企業の「プレミアム表彰」(※)を受けた。
横浜市は社会的責任(CSR)と地域に密着した経営などに取り組む企業を地域貢献企業として認定しており、これまで459社が選ばれている。「プレミアム表彰」は今回初めて実施され、大川印刷と株式会社スリーハイ(都筑区)の2社が認定された。
先進的なCSR活動
今回大川印刷が表彰されたポイントは、先進的なCSR活動だ。特に同社が取り組む「CO2ゼロ印刷」は、業界では全国に先駆けて2年前に開始。自社の工場や輸送を含む事業で排出される温室効果ガスを、環境保全などの活動を支援することで実質ゼロにする「カーボンオフセット」を利用している。
また光化学スモッグの原因といわれるVOC(揮発性有機化合物)を使わないインキや、適切に管理された森林から生産された木材を使う「FSC森林認証紙」を積極的に使用。これらの「環境印刷」の取り組みも、表彰の理由となった。
大川社長は今後再生可能エネルギーのみを使った印刷などをめざしていくという。「永続的に企業が成長する条件は、地域に必要とされる企業や人になることだと思う。今回の表彰に感謝し、これからも謙虚に活動を継続していきたい」と話した。
※プレミアム表彰…地域貢献企業の事業開始10周年を記念して創設。CSR活動が顧客や従業員、仕入先、地域、株主の期待やニーズに沿い、経営の持続可能性や成長性を生み出す取り組みを実践する企業を表彰する。
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