県政報告 中小企業を全力でバックアップ! 神奈川県議会議員 そがべ久美子
そがべ久美子は平成31年第1回定例会の代表質問で、県の経済活性化に欠くことができない中小企業、とりわけ中小企業制度融資による金融支援について質しました。県データによると、県内中小企業は平成24年から28年までの4年間で約1万3千社減少しているとのこと。特に経営者の高齢化が進む中、後継者不在となり、黒字を出していながらも廃業を余儀なくされる県内中小企業が増え続けています。事業承継を進めるには金融支援が欠かせないことから、県の中小企業制度融資をどのように充実させるのか、問い質しました。
県は、県経済の活性化に中小企業は極めて重要との認識を示し、金融面できめ細やかな支援をするとしました。その具体的な施策が【1】「事業承継関連融資」親族や従業員への事業承継に加え、新たに、他の中小企業が買収して承継するМ&Aも対象とする。【2】「創業支援融資」の金利を年2%以内から1.8%以内、信用保証料率を0.8%から0.4%にそれぞれ引き下げる。【3】創業前の事業計画の立案や創業後の経営を商工会・商工会議所等の指導を受けながら進める人には、これまで0.6%だった信用保証料率を0%とする特例を実施するとの答弁を引き出しました。私からは神奈川の経済のエンジンを回すためにも中小企業が元気になるタイムリーな施策を今後も打ち出すことを重ねて要望しました。
風しん撲滅に対策強化
今年に入ってからも風しん患者が発生しており、流行の鎮静化の兆しが見えません。国は、これまで定期予防接種を受ける機会がなく、抗体保有率が低い40〜56歳男性に対し、抗体検査及び予防接種を無料実施する予定。県も新年度予算で無料抗体検査の対象範囲を60歳まで拡大する方針。海外から多くの観戦者が訪れる東京五輪・パラリンピックが迫る中、県は、働き盛りの世代が対象となることから企業との連携が不可欠とし、従業員に予防接種費用の助成などの対策に取り組んでもらうとしていますが、さらに接種協力企業で柔軟な休暇取得や健康診断時の抗体検査等実施企業に対し「優良企業」に認定するなど具体策が必要。「風しん非常事態宣言」を掲げる県として私は風しん撲滅に全力を尽くします。
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