戸塚区はハチ被害への注意を喚起している。
区環境衛生係によると、例年アシナガバチとスズメバチが巣作りを始める5月頃から相談が増え始め、ピークを迎えるが真夏の8月。「庭先などにハチの巣ができて困っている」という声が多い。巣は、天井裏や壁の中、エアコン室外機の中や裏、軒下や床下、植え込みの中、木の洞(うろ)の中に作られやすいという。
同係ではアシナガバチの巣を発見した場合、比較的簡単に駆除できるので、自分で行うことも対策として紹介。次に有効とするのは、県ペストコントロール協会などの駆除専門業者に依頼すること。このほか、性質としてハチの巣はその年限りで11月頃までしか使われないので、生活に支障のないときは放置することもその1つとする。
ただし、スズメバチは攻撃性が高く、危険性が高いため、専門の駆除業者への依頼を呼びかけている。
区は駆除作業を行わないが、業者の紹介と、アシナガバチに関しては、巣が軒下や茂った木の中など、薬剤散布が難しい場合、数メートル先まで届く竿上の散布器具と、防護服の貸出しを行っている(いずれも無料)。
同課では「チェックするときは、巣に急に近づかず、揺らしたり、近くで騒がないこと」とする。
ハチに関する相談は環境衛生係【電話】045・866・8476。
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