県政報告 「未来を担う子どもたちのために‼」 神奈川県議会議員 そがべ久美子
現在開催中の第2回定例会において、代表質問に登壇しました。
企業における育児休暇取得の現状は、男性が7・48%と過去最高を更新したものの、女性の83・0%と比べると依然として低い水準にあります。内閣府の調査では男性の育休への職場の理解が壁になっています。国は令和2年に閣議決定した「少子化社会対策大綱」において、低迷する男性の育児休暇取得率に関して2025年までに30%へ引き上げることを目標として明記。さらに本年6月、育児・介護休業法を改正し子どもの出生直後の時期における柔軟な育児休業の枠組みを創設しました。
一方神奈川県では男女共同参画社会の実現に向け、男性の育休取得に関する普及啓発を図っていますが、制度そのものの認知度が低く職場の理解が得られていない等課題は山積しています。特に、中小企業では、代替要員の確保に苦慮しています。そこで国の助成制度等を徹底的に周知し積極的な活用をサポートすべきです。育児に携わりたいという男性の希望を叶え、女性の就業継続に繋げ安心して子どもを産み育てられる神奈川の環境づくりのため今後も邁進します。
不登校児童・生徒へのICTを活用した支援
公立小中学校における不登校児童・生徒は残念ながら年々増加しています。そのような子どもたちに対し、ICTを活用することは、オンラインを通じて学びの機会が広がり、自宅や別室にいながら、学校の仲間や先生とのつながりができるなど大変有効な手段です。
GIGAスクール構想により、児童・生徒へ一人一台端末の整備が完了していく今こそ、この環境を活用した不登校児童・生徒への支援を強力に推進すべきです。担当教員のICT活用のスキルを高め、他県の先進事例などを参考にし、不登校にある児童・生徒や保護者に寄り添った支援となるよう、今後も全力を尽くします。
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