横浜市は戸塚区南西部に位置するドリームハイツ周辺地区を中心としたバス路線維持などをめざす取り組みについて、10月21日まで市民意見を募集している。結果をもとに事業計画を作成していきたい考えだ。
少子高齢化によるバス利用者の減少やバス運転手の減少・高齢化などを背景に、全国的に路線維持が経営的に困難な状況になってきている。戸塚区も同様で横浜市と神奈川中央交通(株)は昨年9月に路線維持協定を締結。通常のバスよりも2倍近い乗客を収容できる連接バス=写真(提供)=を導入し、運行本数の効率化を図る考えだ。
23年度末便数減へ
計画として、平日朝1時間あたりの俣野公園・横浜薬大前バス停から原宿バス停までを17便から13便に、原宿バス停から戸塚バス停までを20便から17便などにすることを示している。また利用者数は少ないものの、公共性が高い他路線に人的資源などを再配分することでエリア全体のバスネットワークの維持をめざすという。配分先は▽下飯田方面路線の始発と最終を拡大▽廃線検討予定の立場方面路線の維持▽俣野公園・薬大前の乗継割引の導入等――の3つ。
こうした方針を踏まえて、対象エリアの大正連合町内会自治会等と協議を重ねて作成したのが今回のアンケートだ。取り組みの是非などを聞いており、市担当者は「バスの利用者が減る中、早めの段階で課題をいかに共有し、議論していくのかが重要。ぜひご意見を」と話している。
アンケート用紙は町内会に配布済で、区役所などにも配架。また区HPでも閲覧可能だ。今後は今年度末に事業計画を決定し、2023年度末に運行開始予定という。
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