上倉田町にある男女共同参画センター横浜(フォーラム)で行われている「女性起業家たまご塾」が今年、設立15周年の節目を迎えている。起業家250人を輩出した同塾では、周年記念企画を2月に行う予定だ。
フォーラムを運営する(公財)横浜市男女共同参画推進協会では、女性が起業を考えたときに後押しするため、2007年に女性起業UPルームという支援拠点を設立。フォーラム2階で起業情報を提供するほか、ナビゲーターへの相談や企業セミナーの開催などを行う。「たまご塾」もその一環として開催されており、前期・後期に分けてビジネスプラン、IT活用の内容で実施。毎年平均25人ほどが受講し、その大半が起業している。
これまでに輩出した女性起業家は約250人以上。鍼灸院やヨガ、菓子工房、料理教室、英語教室、片付けコンサルタントの開業など多岐に及ぶ。
開設当初からナビゲーターを務める吉枝ゆき子さんは「起業ハードルは下がったものの難しい状況は変わらないのでは」としながら、「起業は究極の自己実現と言われますが、それは今も変わらず、魅力的な働き方のひとつ。今後も自らの可能性を切り開いていくというコンセプトを継続し、次年度は起業イメージや売上に対する意識などを掘り下げていきたい」と話す。
2月に記念イベント
2月19日(土)には「15周年記念トーク&交流会」を開催する。女性先着30人、1部(午前10時〜)2部(午後1時30分〜)各参加費1500円。
1部ではたまご塾卒業生らの活動報告などを実施。2部では吉枝さんが司会になり、集客UPのヒントをテーマにトークイベントを開催する。1部2部とも一般参加者を募集中で同館受付か【電話】045・862・5052またはHPで受付。
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