神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2022年4月28日 エリアトップへ

戸塚区拠点フードバンク団体 コロナ禍のひとり親 支援 “助け合い”で地域作り

社会

公開:2022年4月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
提供食品の準備をするメンバー
提供食品の準備をするメンバー

 コロナ禍で経済的にひっ迫するひとり親家庭支援のために設立した、戸塚区を拠点とする「NPO法人フードバンク浜っ子南」(下山洋子代表理事)が4月から食品提供回数を増やしている。"助け合い"の気持ちで、地道な活動を継続中だ。

 個人・団体・企業などから余剰食品の寄付を受け、必要とする人に提供するフードバンク。同団体は2020年、下山代表理事ら5人で活動を開始した。新型コロナウイルスの感染が始まった年で、社会全体が自粛ムードに包まれたなか、経済活動は低下。雇止めなどで収入が途絶える人が多く見られた時期だ。

 支援対象はひとり親家庭。特に収入が低いシングルマザーだ。同年7月、フードバンクかながわの支援を受け、1回目の食品支援を戸塚区総合庁舎で行った。「子育てをしつつ、苦しい経済状況に追い込まれている方が多かった」と下山代表理事は振り返る。

野菜も提供

 同団体は活動をひとり親家庭に食品提供をする「フードパントリー」、こども食堂などに食品を提供する「フードデリバリー」、食品の寄付を募る「フードドライブ」の3つに整理。特に力を入れる「パントリー」は南区、磯子区へと拡大し、今年4月からはこれまでの月4回から5回に回数も増やしている(戸塚区の会場は上倉田地域ケアプラザとこまちカフェ)。

 ポイントは食品集め。下山代表理事によると、この2年余りで、地元企業などとの付き合いが深まり、寄付が増え、現在は提供食品の半分以上を自前で用意できるようになっているという。それに伴い食品を収納する倉庫を借りたほか、利用者に希望食品のアンケートを実施、常温保存食品に加え、野菜や冷凍食品の提供も始めている。

 下山代表理事は「ご利用者の多くは一人で悩みを抱え込んでいる。地域で助け、助けられる関係性を築きたい」と語る。同団体では食品の寄付を募っている(常温保存食品・未開封)。問い合わせは【メール】smile@fbh-minami.orgへ。

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料

先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください 

https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html

グループホーム横浜名瀬・彩り

横浜市戸塚区名瀬町793−2 045-810-6868

https://www.gh-nase.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

50年の節目を祝う

名瀬小

50年の節目を祝う

学校の魅力を児童が発表

12月19日

介護事業所が市表彰

泉区

介護事業所が市表彰

高齢者自立支援を評価

12月19日

公共工事「週休2日」を推進

横浜市

公共工事「週休2日」を推進

民間への浸透も期待

12月12日

NTTらと豚舎環境対策

泉区横山養豚

NTTらと豚舎環境対策

データ生かし「豚を健康に」

12月12日

「防災」情報を地域に発信

倉田小4年2組

「防災」情報を地域に発信

戸塚区役所で展示めざす

12月5日

いじめ認知件数 過去最多

市内公立小中学校

いじめ認知件数 過去最多

市調査で3年連続増

12月5日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月19日0:00更新

  • 12月12日0:00更新

  • 11月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook