県政報告 130 歩道にベンチ 知事へ再提案 神奈川県議会議員 北井宏昭
歩道上のベンチは高齢者や障害者、子育て中の方など多くの方に、需要があると考え、私はこれまでも、道路をはじめ街のいたる所へのベンチの設置を訴えてきました。そして、今回もベンチの設置を待っている人々がたくさんいらっしゃることを知事に訴えました。
危険な植栽もある
話しは変わりますが、先日、沿道への車両の乗り入れ部の「植栽」の脇から子供が飛び出して、車に激突するドライブレコーダーの映像を見ました。それは、歩道から子供が飛び出してきて、走行中の車の側面に衝突したものでしたが、子供の背丈よりも高くなった植栽に隠れて、ドライバーからは子供の存在と行動が予見出来ないものでした。もちろん、その子供からも、車は直前まで見えません。子供の命に別状はなかったものの、一歩違えば命を奪いかねず、子供もドライバーも、両者が不幸に成りかねない出来事でした。
子供は飛び出す存在であることを、多くのドライバーは承知しており、前方に子供が認識出来れば、その動きに備えた運転をします。しかし、見えなければ対応出来ません。こうした道路脇の植栽は時に、安全な交通の妨げにもなりかねます。
そこで私は本会議で「交通安全上リスクの高い植栽については、植栽に代わりベンチを設置すべき」と提言。知事からは「条例の定める整備基準に、道路へのベンチの設置を盛り込むよう、ガイドラインの改訂作業を進めている」として、さらに「道路管理者に説明し、道路へのベンチの設置を後押ししていく」と答弁。コロナ禍の3年間のロスを取り戻せるよう、急ぎ進めます。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|