横浜市が2023年3月に公表した「令和4年度 男女共同参画に関する市民意識調査」。満18歳以上の男女8000人(外国籍市民を含む)を対象にした調査では、女性雇用に関する市民の実感やハラスメントの経験、家庭内での男女の役割分担などについて、結果がまとめられている。
「理想とする家事、育児、介護などの分担」という問いに対する「あなた(回答者)が5割、配偶者等が5割を分担」の回答が、女性全体の55・6%、男性全体の53・8%と最も多かった。
しかし「実際の家事、育児、介護などの分担」という問いに対して、女性の回答では「あなたが8〜9割、配偶者等が1〜2割を分担」が48・2%、男性の回答では「あなたが1〜2割、配偶者等が8〜9割を分担」が40・6%とそれぞれ最も多かった。
女性の回答のみを見ると「あなたが5割、配偶者等が5割を分担」は、実際(9・2%)が理想(55・6%)を46・4ポイント下回っているのに対し、「あなたが8〜9割、配偶者等が1〜2割を分担」は実際(48・2%)が理想(4・6%)を43・6ポイント上回った。社会的な男女平等や共同参画が叫ばれる昨今、家庭内でも男女間の差が大きく開いていることが理解できる。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|