神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2024年4月25日 エリアトップへ

泉区のNPO法人 障害者就労支援続け20年 松陽高生と記念イベント

社会

公開:2024年4月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
松陽高校の吹奏楽部(右上)と書道部(左上)テツandトモの二人もゲストで登場
松陽高校の吹奏楽部(右上)と書道部(左上)テツandトモの二人もゲストで登場

地域住民も参加

 障害者の就労支援に取り組む泉区のNPO法人ぶどうの樹(和泉町)がこのほど、設立20周年を迎えた。4月20日には泉公会堂で約20年来の交流がある松陽高校とコンサートを開催し、地域住民らを楽しませた。

 3回目となるコンサートには同校の吹奏楽部と書道部が出演。昨年までは同法人が運営する施設利用者や家族のみのイベントだったが、今年は泉区社会福祉協議会やいずみ中央地域ケアプラザの協力を得て、地域住民にも来場を呼びかけた。

 書道部のパフォーマンスに続いて吹奏楽部はアニメのテーマソングなどで会場を盛り上げた。

 また20周年の特別ゲストとして人気芸人の「テツandトモ」も登場。おなじみのネタを「『ぶどうの樹』なのにぶどうは作っていないのなんでだろう」などアレンジして披露し、会場も巻き込んで笑いを誘った。

増えるニーズに応えながら

 2003年に障害者地域作業所として利用者10人ほどからスタートしたぶどうの樹。同法人の副施設長・山根剛さんは「身体・知的の障害と違い、精神障害の人が通える施設が少なかった。なので、誰でも通える施設を目指してきました」と振り返る。

 その後も地域ニーズに応えるように、07年には泉区役所そばに喫茶店を備えたパン屋(第2ぶどうの樹)を開所。12年、17年と拡張し、4施設で総定員は96人となったが、なお地域ニーズは増え続けているという。

 山根さんは「泉区の地域住民のみなさんは懐深く、温かく見守ってきてくれた」と感謝を口にする。第2ぶどうの樹には近隣の和泉小学校の児童たちが考案したパンも並ぶなど交流も続く。「閉店するお店もある中、続けてこられたのは地域のおかげ。これから一層、還元していきたい」と語った。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6

貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立

落語で学ぶエンディングノート

11月29日

落語で学ぶエンディングノート

戸塚公会堂で開催

11月23日

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

投票受付中、抽選でプレゼントも

11月23日

初の「よこはま子ども国際平和シンポジウム」で小中学生ら議論

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

12月5日から30日、都心臨海部で

11月22日

性教育通じ、「命の大切さを」

舞岡町在住・高野さん 性の知識が不十分な子どもたちが増えている

性教育通じ、「命の大切さを」

戸塚中で全校生徒に講演

11月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 9月19日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook