連載 介護の「本質」考えてみませんか 「戸塚区の皆様はじめまして」
今回は、タウンニュース泉区版と戸塚区版が統合したとのことで「認知症について」の内容は数回お休みさせていただきます。
戸塚区の皆様、初めまして。泉区中田東で介護事業を営んでいる株式会社NGU代表取締役の山出です。経営以外に「介護技術」「認知症ケア」「自立(律)支援」「事業所改善」についての研修依頼を頂き全国各地へ伺っています。
また中央法規出版株式会社さんからお話をいただき「よくある場面から学ぶ認知症ケア」「介護職がしっておきたい「ほんとうの自立支援」がわかる本」の2冊を書かせていただいております。
これまで泉区版で連載を続けてきましたが、この度、ご縁があり今後も継続して書かせていただくことになりました。この連載の内容としましては、今の介護の現状やかかわり方などを様々な角度から見てきている「介護福祉士」「経営者」としての立場から書かせていただきます。
泉区版では「認知症について」の内容を書かせていただいていましたが、戸塚区の方には突然すぎる内容になりますのでしばらくお休みさせていただき、少し違う内容を書かせていただきます。その間にバックナンバーをお読みいただけたら幸いです。
4月より、令和6年度になり「介護保険法・介護報酬」の改正・改定がありました。この改正・改定に関して、介護事業所、従事者以外の方にも知ってほしいと思い数回に分けて書かせていただきます。
改正、改定は通常3年に一度あります。理由には、介護保険利用者の増加など介護保険を取り巻く状況の変化が挙げられます。介護事業所や従事者は、今後の事業運営や給与に関わることになりますので、どうしても「報酬改定」に意識が行ってしまうことは否めません。しかし、本来重要になるのは「法改正」なのではないかと思います。
なぜなら、介護事業、従事者は介護保険法のもと従事している「仕事」で、ここを理解した上での「仕事」からの「報酬」となるからです。
ひと昔前は、「介護=福祉」との考え方があり「ボランティア精神」と言われることがありましたが、現代社会においては「介護=仕事」であり専門職としての「プロ意識」の有無が重要な時代だと言えます。なので、次回「法改正」について書かせていただきます。
戸塚区、泉区の皆様、今後ともお付き合いいただけたら幸いです。
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