戸塚駅西口の駅前道路の一部区間が5月8日、駐停車禁止に指定された。一週間後の15日午前、現況を取材した。
駅へ人を送るための車両が数台停車したものの、足早に発進することが多く、交通規制前に比べ路駐する車両は減少した印象だ。戸塚区の担当者も同様の見方をしており、「マンション送迎バスが止まらなくなったこと、看板の設置などで周知が進んだのではないか」と話す。
停車スペースを確保するため、新たに敷地を取得するなどし拡幅した第2バスセンターの利用は現時点ではあまり進んでいないようだ。一方、区役所下にあるロータリーの活用は増えている。区担当は「第2バスセンターは『駅から遠い』との声もあるが、いずれ浸透してくるのではないか」と語る。
戸塚区は、指定後1カ月が経過した6月上旬に駐停車禁止区間のセンターラインにポールを設置。路駐した車が後続車を追い越せなくなり、結果的にさらに車両を駐停車させにくい環境にする方針だ。
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