横浜市会報告 第54代横浜市会議長に就任しました 横浜市会議員 鈴木太郎
この度、横浜市会議長に就任いたしました。先日の市会定例会で同期の瀬之間康浩議員が議長を辞職したため本会議での選挙が行われ、市会議員86人のうち84人から指名をいただき、議長に任命されました。
戸塚区民の方々から20年以上にわたり横浜市会議員としての活動にご理解とご支援をお寄せいただいた積み重ねの賜物と感謝しております。
◇市会議長って何だ?
市会議長には、2つの役割があると考えています。1つは、議事をつかさどる役割です。各種団体において年次総会が開かれる際には議案審査を進行する役割として議長がいると思います。市会議長も同様に市会の進行を担います。
市会は、選挙によって選ばれた市会議員が議論して横浜市の政策を決定する重要な場です。それゆえ審議方法には様々なルールがあります。一方で時代とともに社会環境が変化し、今までのルールが実態にそぐわなくなることもあります。そういう時には、ルールを変えることも必要でしょう。ルールを作り、ルールを守る、その番人の役割が市会議長にあると思っています。
もう1つの役割は、86人の市会議員の代表としての役割です。異なる会派や一人ひとりの議員の違いを受け止めながら市会を代表しなければなりません。例えば、開港記念日の式典では、山中市長が市役所を代表して、私が市会を代表して祝辞を述べました。
地方自治体は二元代表制といって、首長と議会がそれぞれ独立してお互いを牽制することでより良い政策を実現することを目指す仕組みです。その一翼を担う市会の代表として、主張すべきは主張することが大切です。
◇市会議長としての抱負
二元代表制は本来、首長と議会の権限が拮抗しているべきですが、横浜市をはじめ地方自治の現場では首長の力が優っています。私は市会議長として、歪んでしまった首長と議会のパワーバランスを正常に戻したいと考えています。
そのために議会の存在感をあげる必要があり、市会定例会が終わるごとに議長として振り返る記者会見を始めました。取組の積み重ねが横浜にチャンスを創ることにつながると信じています。
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