意見広告・議会報告
県政報告 145 人手不足の解消と経済回復を 神奈川県議会議員 北井宏昭
今、多くの業界で深刻な人材不足です。そして、これが経済の回復を遅らせてしまいます。さらに今から6年後には、推定値で県内だけでも労働力が12万人以上不足する、とされています。
過日の報告の通り、県議会で私が「県のたよりで深刻な状況を訴え、シニアの皆さんに力を貸してくださいとメッセージを発信しましょう」と提案しましたが、その後、担当課が県の広報課に希望を出したところ、却下されたとのこと。私からは「本当に重大な課題ゆえに、ここで引き下がらず攻めて行こう」とあらためて主張。
マスコミ報道にもあったように、経済成長いかんで年金支給額も変わります。この物価高では、シニア世代の生活は耐え難いものになりかねません。だからこそ、労働力不足への対応の肝の一つは、多くのシニア世代の方々が「よし、やってやろう」と思っていただけるようにすること。あわせて、シニアの所得が少しでも増え、民間の人手不足の解消にもつながるイメージで行こうと訴えました。
経済の拡大こそ、あらゆる分野の行政サービスの維持・拡大、そして安全保障の根源です。経済が好転して、税収も増え、それが県民サービスの向上につながるという好循環を生み出します。だから、経済を所管する部局こそがメインプレイヤーとして県庁全体を引っ張る存在であれと提唱しました。
求める結果は、県内の企業の売り上げが増え、年金受給者のシニア世代も含めた全県民の給料・所得が上がること。そのことを本気で考え、本気で取り組むよう、あらためて弁じました。
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