泉区の秋の風物詩となっている「横浜いずみ歌舞伎」が今年も10月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり公演する。9月2日から泉区役所1階売店、泉公会堂のほか、区内の各地区センターでチケットの販売を開始した。チケットは1500円で、全席自由席。
いずみ歌舞伎は泉区の伝統文化の一つ。大正から昭和初期にかけ区内を中心に活躍した農村歌舞伎「市川花十郎一座」の功績を受け継ごうと、保存会が活動を続けている。今年で27回目公演。プロの指導を受けつつも小道具などは手作りだ。
「ぜひ期待を」
今年の演目は「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」の二段目「角力場(すもうば)」、八段目「引窓(ひきまど)」。保存会の会長を務める馬場勝己さんは「今年の演目もなかなか面白いのでぜひ期待を。私も声で勝負したいと思います」と話す。問合せは泉区役所地域振興課【電話】045・800・2392へ。
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