戸塚駅駅前で先ごろ、防犯キャンペーンが行われた。毎月1回戸塚駅と東戸塚駅で交互に行われている活動。定期的に啓発活動を行うことで、区民の防犯意識を高めるきっかけとしている。
今回参加したのは、戸塚防犯協会、戸塚防犯指導員連絡協議会、戸塚警察署の三者。戸塚駅の橋上改札を中心に、通行人に「詐欺に注意してください」「防犯対策をしっかりしましょう」などと呼びかけた。啓発物品やチラシなどを手渡すと、足を止めて防犯対策などについて熱心に耳を傾ける通行人の姿も見られた。
神奈川県警が公表している市町村別の特殊詐欺被害状況(8月末暫定値)では、戸塚区の被害総額は1億200万円、件数は55件。戸塚警察署の職員は「『自分は大丈夫』と思い込まず、少しでも違和感があれば警察にご相談を」と注意を呼びかけている。
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