助産師としての経験を生かして市内小中学校を中心に性教育の授業を展開する高野しのぶさん(舞岡町在住)が11月8日、戸塚中学校を訪れて講演をした。
同校では2年前から2年生を対象に高野さんの性教育の講演を開催。同校の栗田智則校長は「(高野さんは)専門的な経験を生かして、親や教師ともちがう立場から大切なことを伝えてくれるのは大変貴重」とし、今年度は学年ごとに内容を変えながら、全校生徒を対象とした。
互いを思いやるため
講演会では性被害に遭った場合の対処法やSNSの危険性などにも触れながら、1年生には第二次性徴について説明。「自分と違う性について学ぶことは、お互いを思いやるために大切」とし、生理や射精の仕組みなどについて語った。
また命の誕生について「3億の精子のうち、受精するのはたった1つ。そうして生まれてきた自分ってすごいでしょ。隣の友達もそう。奇跡なんだよ」と語りかけた。
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|