意見広告・議会報告
県政報告 151 若者に稼ぐ力とビジョンを 神奈川県議会議員 北井宏昭
お隣り旭区の二俣川には県立産業技術短期大学校があります。ここは若年層を主に、2年間の職業訓練=人材を育成する学校で、生産・制御・電子・情報の技術系と産業デザインの学科を設置し、卒業後は極めて高い就職率を誇ります。
しかし若者の建設業やものづくり業離れもあり、年度毎の定員2百名に対し、応募が7〜8割の状況が続いています。同校は「体系的な知識と実務能力の獲得」をアピールするものの、それだけでは入学に至る動機としては不十分と感じます。そこで私は「若者の目線で見た魅力ある学校」にしたいがため、議会で質疑しました。
すでに大学は全入時代で、文系の総合職は右肩下がりになりかねない中でも、例えば建設業界で各種資格取得者は引く手あまたで、相応に稼ぐことが出来ます。若者たちには、打算的な現実論だとしても「どのようなスキルでどれだけ稼げ、どのような暮らし・生活が送れるのか?」というリアルなビジョンを具体的に見せることが肝要。その上で、どのような人材育成が最適なのか、卒業後の「出口戦略」を講じるよう訴えました。
また、同学校長とも意見を交わし「社会的ニーズのあるハイレベルなスキルが習得出来れば、新卒でも即、高収入の職を選べる時代でもあり、入学希望者は殺到する。日々刻々と変化するトレンドを追求するための柔軟な学科の設置・運用も必要」と提言しました。
これは同校だけではなく、すべての大学や各種学校に求められる課題です。若者たちに将来を悲観させないための、生産性向上と経済成長への基盤整備がテーマです。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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