全国高校生童話大賞で銀の星賞を受賞した 原尾 勇貴さん 公文国際学園高等部3年 18歳
「幻想的世界」をつづる
○…全国高校生童話大賞の銀の星賞を受賞し「素直にうれしかった」と感想を話す。全国高校生童話大賞とは全国の高校生に童話という夢のある自由な表現の場と、豊かな創造力などを引き出す機会を提供したいとの考えから生まれたもの。「受賞したのは今回で3回目。高校1年生の時は金、2年生は銅、そして今回は銀。全ての賞を受賞したので嬉しい」と歯切れ良い。今回の作品は最初につくった作品と2回目の挑戦となった作品の、良いところを合わせてつくったもの。「特にところどころの言い回しや物語に出てくる構図などを意識して童話の雰囲気を織り交ぜてつくった」と胸の内を明かす。
○…作品のタイトルは『アイアン』。砂漠にある牧場にいる馬がさまざま情景のもと、物語が巡る話。「幻想的な世界をつづり、最後には自由、希望を見い出せるような物語に仕上がっている。これ以上言うとネタがばれてしまうんで」と無邪気に笑う。「新しい分野で何かをつくっていくわけではなく、過去の作品の積み重ねを別のものとして生かす」と自分なりのスタイルを淡々と語る。
○…「受験がすぐそこ。まずは勉強に集中」と言いつつも3日に1冊、継続的に本を読む。勉強以外には読書をすることや、小説を書くことが趣味。好きな言葉は、尊敬している部活の先輩が話していた「もっといいものは、いつもある」。今の自分に満足するのではなく、さらに上を目指す。そんな上昇志向に意味があると捉えている。
○…文章を考える上で大事なことは「本を読むこと。他には日常にあるものを引用し、それを物語に織り交ぜる」こと。「今後は推理小説を書いていきたい。そのためには情緒的な部分をより論理的に話を組み立て、最後には読み手がアッと驚くような形にしなくてはいけない」と考察する。「今後も精進していくので応援よろしくお願いします」と謙虚に話した。
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