平成23年地価公示 下落続くも、幅縮まる
平成23年地価公示が3月17日、国土交通省から発表された。地域の標準的な画地を選定し、不動産鑑定士が鑑定評価、その結果を土地鑑定委員会が審査し、1月1日時点での価格を決定している。公示価格は一般の土地取引価格や固定資産税の目安になるほか、公共用地の買収価格を算定する場合などの基準になる。
栄区内の調査地点は、今年から住宅地(笠間3-34-20)1地点が新たに加わり、住宅地24地点、商業地2地点、工業地1地点。
住宅地が前年比1・2%減、商業地が1・7%減、工業地が0・9%減で、リーマンショックなどをきっかけに全国的に急落した21年から3年連続で下落しているものの、全地点の平均下落幅は前年より2・2ポイント縮まり、回復の兆しをみせている。
1平方メートル当たりの平均価格は、住宅地16万8500円、商業地21万4500円、工業地10万7000円。
調査地点の価格、変動率は左表の通り。
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