元プロ野球選手が指導する野球教室「ファンケルキッズベースボールチャレンジ」(報知新聞社主催)が5月28日、田谷町の住友電気工業(株)横浜製作所の体育館で行われ、地域の子どもたち247人が参加した。
同教室は、子どもにフェアプレーやマナーの大切さを伝えることや、野球用具不足に悩む国と地域に、使用しなくなった野球用具を贈ることを目的として、昨年からスタートしたもの。 特別協賛する株式会社ファンケル(横浜市中区)の旧本社屋が栄区にあり、地域とのつながりも深かったことから、栄区での開催が実現。町内会の回覧などを通じて参加者を募った。
当日は巨人OBの宮本和知さんや水野雄仁さん、後藤孝志さん、横浜OBの斉藤明雄さん、久保文雄さん、ヤクルトOBの苫篠賢治さんが来場。野球経験のある参加者は打撃のコツや死球の避け方、未経験者は打ち方の基本などを教わった。また、打席に立って宮本さんや斉藤さんの投げた球を打つ機会もあり、参加者が見事に球を打ち返すと、会場からは歓声があがった。
参加した子どもの一人は「元プロ野球選手は気迫がすごい。丁寧に教えてくれて、楽しかった。デッドボールの避け方が役に立った」と笑顔。参加者には講師全員のサイン入り修了証も授与された。
使用しなくなった野球用具はこの日だけで384点が集められ、今後、海外や東日本大震災の被災地など、寄贈先を検討して役立てられる。
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