4月3日(金)に告示される統一地方選挙。栄区からは定数3の横浜市議会議員選挙に4氏、定数1の神奈川県議会議員選挙に2氏が名乗りを上げている。投票日は4月12日(日)で、即日開票される(2月28日現在)。
市議選動向
定数3に対し、大桑正貴氏(無所属・41歳)、輿石且子氏(自民・46歳)、石渡由紀夫氏(民主・51歳)の現職3氏と新人の加藤勝広氏(共産・70歳)が出馬の意向を表明している。
前回の統一地方選でトップ当選した大桑氏は「本郷台駅前や大船駅前の再開発を、少子高齢化が進む栄区のまちづくりに生かす。選挙の前も後も、継続的に駅前などで大桑新聞を配り続ける」と4期目を目指す。
前回選挙で初当選した輿石氏は女性だからこそ見える視点で大切なことを見定める。「環境、医療、教育、経済など全ての課題は連動しています。縦横無尽な活動で柔軟に取り組んでいきます」と2期目を見据える。
2009年の補選で当選し3期目を目指す石渡氏は「『小さな声を大きな力に』という気持ちを忘れずに、『実現力』を推進していきたい」と話す。
日本共産党栄区委員会副委員長の加藤氏は「市政を暮らしを守る『防波堤』に。特養ホーム増設や保育園の待機者ゼロ、国保料の軽減、環境を守るなど、市民の願いに応える政治をめざす」と話す。
県議選動向
定数1をめぐり、現職の楠梨恵子氏(神奈川みんなの改革・33歳)と新人の志田一宏氏(自民・31歳)が争う一騎打ちの様相を呈している。
楠氏は女性の視点から子育て、不妊治療、再就職支援などに取り組んできた。「栄区が抱える高齢化対策や浸水被害対策にも引き続き取り組みます」と話し、2期目をめざす。
前回に続く挑戦となる志田氏は「地方が主役の『地方創生』を実現し、将来に渡って活力ある栄区を維持するために『まち・ひと・しごと』創生の好循環を確立し、個性豊かで魅力ある栄区を作っていく」と話す。
期日前は2カ所で
2011年に行われた前回選挙の投票率は、東日本大震災の後という状況で市議選が50・03%、県議選が50・04%といずれも前々回(2007年)を2・99ポイント下回った。
期日前投票は市議選・県議選ともに4月4日(土)からで、栄区の期日前投票所は2カ所。栄区役所新館1階で投票時間は午前8時30分〜午後8時。港南台214ビル3階310号室で投票時間が午前9時30分〜午後8時。2カ所の開始時刻が違うので注意が必要。
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