長年にわたって特定の飲食店に占用されていた栄区と鎌倉市の境にある天園付近のハイキングコース上からテーブルや椅子などが撤去され、ハイカーらのスムーズな通行が可能になっている。
不当に占用されていた道路は横浜市が管理する幅員約2mの公道。飲食店(峠の茶屋)は昭和40年頃から営業を開始。平成14年4月に道水路等境界調査を行った際に、道路上に物が置かれている状況を確認したという。そこで、平成20年から27年まで、店舗所有者に対して口頭・文書による行政指導を実施。数回にわたって店舗所有者による自主撤去を促してきた。
28年1月〜2月に一部撤去を確認。5月にはテーブルや椅子がほとんど片づけられ、6月に道路の区域が分るよう明示したという。
道路法第32条によると、特定の人が道路に工作物や物件・施設などを設けて継続して使用する場合は道路管理者の許可が必要となっている。栄土木事務所では、「今後とも道路の維持管理については適切に行っていく」としている。
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