犬山町の新大船商店街(櫛田登会長)で3月5日(日)、商店街の活性化を目指した「第1回新大船商店街朝市祭」が開催される。同商店街では初の試みで、神奈川県内各地から約30店舗が出店する。
今回のイベントは同商店街が主催し、県内の商店街などが関わる「かながわ商店街観光ツアー委員会」「かながわあきんどの祭典部会」が共催して行われるもの。各地で朝市などのイベントを企画する「かながわ朝市ネットワーク」などの協力で、農産物や菓子、惣菜、雑貨などさまざまな種類の店舗が一堂に集まる。
会場内にはステージも設けられ、地域のバンドなどが演奏を披露する予定。さらに、昭和のあそびブースや缶バッジづくりといった体験もあり、世代を問わず楽しめる内容となっている。
かつては精肉店や鮮魚店、干物店など28店舗が軒を連ねた同商店街。縁日や盆踊りなどのイベントを実施した時には、商店街の通りが多くの人で埋め尽くされることもあったという。
しかし現状は20店舗となり、実際は倉庫として使用する例などもあって営業している店舗は減少した。ここ10年ほどは高齢化なども影響してイベント開催からは遠ざかっていた。
同商店街の櫛田会長は「縁日などができなくなって、地域の人たちから寂しいという声も聞いていた。初めての試みでどうなるのか分からないが、少しでも多くの方々に来てもらって商店街を元気にしたい」と期待を寄せる。
本郷台経由の無料バス
当日は(株)ファンケルの協力で、会場まで無料の臨時バスが運行する。ルートは飯島町の飯島スイミングクラブ前から本郷台駅を経由し、同商店街前まで。往復3便の運行となる。
開催時間は午前10時から午後2時まで。小雨決行。周辺には駐車場がないため、公共交通機関で来場を。
詳細や問い合わせはかながわ朝市ネットワーク(大場さん)【携帯電話】090・5521・7427。
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