栄区社会福祉協議会(日浦美智江会長)は2月16日、栄区役所新館で会員向けの研修会を開いた。
この研修会は地域から子どもの居場所・貧困などについて考える機会を持ちたいという声が上がったことから、「子どもの貧困について考える〜気づく・つなぐ・見守る〜」と題して今回初めて企画された。会場には約100人が集まり、講師を務めた沖縄大学名誉教授の加藤彰彦さん(田谷町在住)の講演を聞いた。
加藤さんはこれまでの経験や出会った子どもたちの話を交えながら、経済的に困った状態の「貧乏」と人間的なつながりが希薄となる「貧困」は違うと解説。「子どもたちは次の時代をつくる人。栄区でも子どもたちの貧困を解消していくため、みんなでできることをしていきませんか」と参加者たちに呼びかけていた。
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