海外からの研修生が日本語などを学ぶ(財)海外技術者研修協会横浜研修センター(福浦)で8月19日、盆踊り大会が開催された。今年は毎年会場としていた横浜・八景島シーパラダイスでの盆踊りが中止となったため、同センターの体育館で行われることとなった。
研修生125人に浴衣を着付けて、盆踊りを教えたのは、金沢舞踊民謡の会と金沢民謡舞踊普及会のメンバーら。「海外の人に日本古来の文化をもっと知ってもらいたい」との思いから、浴衣40着のほか、腰ヒモ90本なども寄付した。研修生は約2時間、同会のメンバーに踊り方を習いながら、会場中央に配した太鼓2台の周りを楽しそうに踊った。介護福祉士を目指すインドネシアの研修生は、「日本に来る前から浴衣には興味があった。ずっと着てみたかったので、とっても嬉しい」と初めての浴衣に大満足の様子だった。
9年前にこの盆踊りを企画した発起人の一人、金沢舞踊民謡の会の花柳徳蓮さんは、「海外の人が日本の浴衣を着て踊って、喜んでくれるのが嬉しくてたまらない。ずっと続けられることを願っています」と笑顔で話した。
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