絵本の一場面を再現する東恩納さん 右 とゴヤ書記官
「はまっ子読書の日」である11月６日、子どもたちに海外の絵本を読み聞かせる「特別おはなし会」が金沢図書館で行われた。
同館では毎月、定期的に絵本や紙芝居などを子どもたちに読み聞かせる「おはなし会」を実施している。今回は中国・韓国・南米地域の絵本を日本語と交互に朗読した。関東学院大学「おはなし聞かせ隊」の学生のほか、金沢国際交流ラウンジで日本語を学ぶ外国籍の子どもたちも朗読に参加。のべ１２０人あまりの子どもたちが、言葉の垣根を越えて海外の絵本に親しんだ。またこの日は、ペルー大使館のジョイシ・ゴヤ二等書記官や、絵本作家の東恩納（ひがしおんな）ガビーさんが登場。ペルーの地誌や絵本の内容を自ら紹介した。
主催した金沢図書館は、「今回の企画は、当館が取り組む多文化サービスのひとつ。これからも海外の書籍を少しずつ充実させていきたい」と話した。
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