4月3日に告示され、12日に投開票される神奈川県議会議員選挙で、2月16日現在、定数2人の金沢区では現職2氏が出馬を表明している。本紙調べ。
自民党の国吉一夫氏(73歳/6期)と民主党の松崎淳氏(51歳/3期)の現職2氏はすでに出馬の意向で、連続当選を狙う。
2011年の前回の県議選は、定数減で現職3氏が争った。だが今回、現時点でその他政党の出馬表明は聞こえてこない。維新の党の神奈川県総支部代表・青柳陽一郎氏は「いい候補者がいれば、出したい意向はある」と話す。このまま立候補予定者が出ずに、無投票になる可能性もある。
2氏の訴えは
元県庁職員で「政治の原点は暮らしの現場にある」と訴える国吉氏。少子高齢化と人口減少で、地域が大きく変わりつつあることを指摘し、住民同士が助け合える心豊かで平和な地域社会を築く必要性を説く。
県議会行財政改革・地方分権特別委員会委員長を務める松崎氏は引き続き行財政改革の推進に取り組み「安易な増税に頼らない骨太な財政を目指す」とする。また教育、子育て、福祉などの充実も訴える。
前回選挙では国吉氏が3万4308票でトップ当選を果たし、次に松崎氏が2万7603票と続いた。次点の得票は2万1312票。投票率は51・29%。
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