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西柴小飯島くん けん玉関東大会で優勝 2年連続で全国へ

スポーツ

公開:2015年7月16日

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優勝を喜ぶ飯島くん(中央)
優勝を喜ぶ飯島くん(中央)

 文部科学大臣杯全日本少年少女けん玉道選手権大会関東地区予選が6月28日、南町小学校体育館(東京都練馬区)で行われ、金沢区長浜在住の飯島啓介くん(西柴小6年)が、男子の部で優勝した。関東地区代表を勝ち取り、8月30日(日)、池袋サンシャインシティで開かれる全国大会に2年連続で出場する。

 予選は出場者全員が10種目に挑戦し、点数の高い上位8人が決勝トーナメントに進むことができる。飯島くんは50点満点中49点と予選を危なげなく通過。「試合はめっちゃ、緊張する」と話すが、1対1で戦う決勝トーナメントでもミスを最小限に抑えて勝ち進み、全国の切符を手に入れた。

 飯島くんがけん玉を始めたのは小3の頃。熱心に指導する教諭が小学校にいたことがきっかけだった。「技が決まると楽しい」とすぐに日本けん玉協会横須賀支部の教室に通うようになった。「最初から上手だったね」と同支部の伊東勝支部長(74)=写真左=は振り返る。教室での練習に加え、午前6時から7時の「朝練」は今も続く日課だ。

昨年の雪辱なるか

 全国大会には13地区の代表者各1人が集う。飯島くんは「出るからには優勝するぐらいの気持ちで頑張る」と控えめながらも静かな闘志を見せる。

 だがその前に立ちはだかるのは、昨年の覇者、北・関西地区代表の大野匠くん。昨年は決勝戦であたり、0-2で完敗している因縁の相手だ。「全国3連覇をしている強敵。でも勝負は分からない」と伊東支部長は話す。現在は雪辱を目指して全国大会に照準を合わせ、大会種目に集中して練習する毎日だ。

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