関東学院大学(規矩大義学長)は2016年4月から、神奈川県の指定管理者として「神奈川県立 足柄ふれあいの村」の運営に参加する。地域振興や青少年の育成、健康づくりの促進に向け、足柄グリーンサービス(内藤愼一代表)と共同で取り組んでいく。
ふれあいの村は南足柄市に位置する、自然に触れ様々な体験ができる施設。敷地面積は約7万2180平方メートル。「総合大学のメリットや専門的知見を生かし協力できれば」と同大の社会連携センター・渡部崇さんは話す。自然に囲まれた施設で県の進める不登校対策や「未病を治す」プロジェクト、プログラム作りなどの立場から関わっていく。特に不登校対策事業は「非日常体験が外に出るきっかけになることも。キャンプや宿泊を共同で行うことで、同じ悩みを持つ子ども同士が触れ合えれば」と期待する。不登校を「重要な教育課題のひとつ」と捉え、教育や福祉、心理などの学問的資源を活用した企画を進めていく予定だ。
また、森林公園などの周辺施設を利用したプログラムも検討する。「県西部の魅力を生かして地域の活性化ができれば」と渡部さん。未就学児から小中学生、家族などで自然に親しめるキャンプや宿泊イベントも打ち出していくという。
ゼミナール、研究室など学生も企画や運営に携わる。「学びのフィールドとして活用し、学生の成長につながれば」と話していた。
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