金沢区富岡東の県立金沢養護学校が創立10周年を迎え、11月17日に式典などの記念事業が行われた。
児童生徒、保護者や教員、来賓など300人以上が参加。創立10周年記念事業実行委員会から同校の愛称である「金沢シーサイド学園」の文字が入る校旗が記念品として贈呈されたほか、ギターの弾き語り、校歌合唱などの音楽で学校の10周年を祝福した。桐山直人校長はあいさつで「新たな歴史を共に作っていきましょう」と呼びかけた。
式典後は恒例の「金沢フェスティバル」が開幕。児童生徒が力強い太鼓の音と踊りで沖縄伝統芸能「エイサー」を披露し、保護者らから喝采を浴びた。
氷取沢に分教室
同校は2007年、旧並木第三小学校を仮校舎とし、知的障害教育部門のみで開校した。翌08年に県立東金沢高校跡地に現在の校舎が完成。肢体不自由教育部門が開設し、本格的なスタートを切った。
11年には高等部知的障害教育部門の生徒数増加に対応し、磯子区の氷取沢高校に分教室を設置。小・中・高一貫のキャリア教育を推進してきた。これまで巣立った卒業生は353人。
昨年までPTA会長を務めた同記念事業実行委員会の上村真由美委員長は「学校と保護者との二人三脚で盛り上げていけたら」とさらなる学校の繁栄を願った。
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