企業の説明を熱心に聞く参加者
横浜市は金沢区並木をモデル地区とした主婦層の就労支援事業に今年度から取り組んでいる。
首都高湾岸線と３５７号線の幹線道路を挟み、海側に中小企業が集積する産業団地、内陸側に住宅団地がある並木地区。市は近くに位置しながらも接点のない企業と住民が、まずは交流できるようにと企業見学のバスツアーを企画した。11月16日、子ども連れの主婦９組が参加し、鳥浜町のＮＰＯ法人Ｒｅライフスタイルと武居商店を訪れた。武居商店の武居正則社長は「参加者の方は、子育てしながら働けるのか不安に感じているような印象を受けた。企業が近くにあると知ってもらえるのは良いと思う」と話した。
市担当者は「見ることで、仕事のイメージがつかめ、自分が働く姿を想像できたのでは」と話した。継続的な仕組みができるよう、地元と話しあっていく考えだ。ツアーの第２弾は12月14日（木）に開催される。
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