300人以上の会員がおり日本有数の規模を誇る横浜青年会議所(以下、横浜JC)の新理事長に、横浜エンジニアリング(株)=中区万代町=専務取締役の草島治郎さん(36)が就任した。
草島理事長は今年度のテーマに『横濱愛』を掲げる。「そこに横濱愛はあるのか。青年会議所の活動で常にそこを問うていきたい」と語る。また『星の王子さま』の著者、サン=テグジュペリの言葉「愛する、それはお互いに見つめ合うことではなく、共に同じ方向をみつめることである」を引用し、ただ横浜というまちを好きということではなく、同じ方向を向く重要性を訴える。
世界大会誘致へ
2020年度にJCの世界大会を横浜に誘致するため、10月には今年度の世界大会が行われるインドに渡り横浜をアピールする予定だ。「世界中にはまっ子をつくりたい。そうすれば、より多くの方が横浜に関心を持ってもらえる」と話す。
開港祭で世界呼び込み
中区出身。横浜JCには2008年に当時最年少で入会。14年に会員拡大の委員長、15年は執行部の裏方として重要な役割を担う専務室室長、16年には横浜JC最大の事業である横浜開港祭の実行委員長を務めあげた。
横浜JCが1981年から毎年開催し地域に根差したイベントとして市民に定着する開港祭。「横濱愛を世界に発信するプラットフォームとして捉え、世界を呼び込むコンテンツとして確立したい」
青年こそリーダーに
「多くの先輩方に愛情を持って育ててもらった」。その恩に報いるために理事長として横浜JCをさらなる高みへ引き上げていきたいとする。「何のためにJCをやっているのか。まちづくりは地元経済に貢献し、市民の生活にも貢献できる。それを実践するのがJC」と指摘し「我々青年こそがまちづくりのリーダーであるという原点に立ち返り、青年会議所運動にまい進したい」と意気込む。
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