関東学院大学の恒例行事「エコ・コンクリートカヌーコンペ」が9月28日、横浜・金沢八景キャンパス前を流れる侍従川で行われた。
物を作る楽しさや難しさを体験してもらおうとスタートした同コンペは42回目。今年も主催する建築・環境学部をはじめ、同大学院、職員、湘南工科大学などから10チームがエントリーした。
出場チームは夏休み期間に廃材の段ボールで型枠をつくり、コンクリートを塗り重ねて乗船可能なカヌーを製作。安定性やスピードを出すためにカギとなるコンクリートの厚みや船体の幅などの試行錯誤を重ね、カヌーを完成させた。
レースを見守る学生たちの声援が飛び交う中、往復600mのコースでは今年も開始直後から沈没するカヌーが続出する波乱の展開に。予定していた敗者復活レースは実施せず、沈没による破損を免れた5艇で決勝戦が行われた。結果は建築・環境学部3年生のチーム「2代目凛午雨」が他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せ、優勝。見事3連覇を果たした。
実行委員メンバーで決勝戦にも出場した4年生の学生は「カヌーが重すぎて沈没してしまったが、水をかきだして再出発し、ゴールできた。4年生最後にいい思い出になった」と、表情に充実感をにじませた。
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