千葉県で9月に行われた小学生の卓球団体戦「第32回全国ホープス東日本ブロック大会」で、勝田裕介くん(西富岡小6年・杉田在住)が一員の「近藤クラブ」(相模原市)が初優勝した。勝田くんはダブルス、シングルスに出場し優勝に貢献した。
同大会は、17の県・都から51チームが参加。3人1組で3ゲーム先取の団体戦で、近藤クラブは勝田くんのほか近藤凱誉くん(相模原市・5年)、黄塚結空くん(伊勢原市・4年)の3人が出場した。
勝田くんは、黄塚くんと組んだダブルス(第3ゲーム)と最終第5ゲームのシングルスを任され、決勝までの7試合を戦った。特に準決勝、決勝は、最終第5ゲームまで勝敗がもつれる展開で、いずれも勝田くんが勝利した。「手足が震えていたが、自分が負けるとチームの敗退が決まるので必死だった」と振り返った。
両親が実業団選手だったこともあり小学1年生からラケットを握った勝田くん。父親の慎さんの指導を受けながらシングルスの大会に出場していた。そんな時に、県内の強豪・近藤クラブから誘いを受けチームを結成。団体戦の大会に出場した。
昨年夏からは、県内の強豪高校の卓球部員と練習をしている。スピードやパワーが勝る年上選手との練習で技術を磨き、自信をつけた。「高校生と練習しさまざまな場面に対応できるようになった。東日本大会でも自信をもってプレーできた」と勝田くんは話した。
今後は、シングルスで県1位になることを目標に練習に励むという。
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