「こどもラグビーワールドフェスティバル2019」で横浜を訪れた海外の子どもが4月19日、関東学院六浦中学校・高校を訪れ、ラグビーなどを通した国際交流を行った。子どもたちは同校グラウンドで、「手つなぎおに」や「タグラグビー」を行い、ラグビー部員と一緒に爽やかな汗を流した。
6日間にわたって行われた「こどもラグビーワールドフェスティバル」では、今秋に開かれるラグビーW杯に先立ち、世界6か国の子どもが決勝の地となる日産スタジアムで試合などを行った。関東学院六浦中高への来訪は交流プログラムの一つ。イングランド、スコットランド、イタリアの12才以下の子どもたち約60人が参加した。
ラグビー部の部員としたタグラグビーでは、体格のよい高校生を海外の子どもが軽やかなステップで振り切る一幕も。女子ラグビー部の粂日向子主将(3年)は「ニュージーランドに遠征をしたのに、英語が通じない部分がありちょっとショック。でも、ラグビーを通して気持ちが通じている気がした」と振り返った。
参加者はラグビーのほか、茶道や弓道、茶道も体験した。
目指すは全国制覇
今回の交流で積極的に場を仕切ったのは、女子部員たち。普段から、「ガールズアカデミー」やサマーキャンプなどで地元の小中学生らを指導しているため、指示を出すのも慣れたものだ。梅原洸監督は(35)「自主性のある選手たち」と評する。
女子ラグビー部は今年3月、関東U18女子セブンズで、悲願の初優勝を手にした。梅原監督は「勝因は辛いことを一生懸命やった結果」と選手を労う。次に目指すのは、東日本代表として出場するサニックスワールドユース(4月28日〜)。粂主将は「全国制覇、世界制覇を目指している。体は小さいけど走り勝つラグビーでタイトルに挑みたい」と意気込んだ。
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