京浜急行電鉄は6月4日、修繕作業が完了した京急電鉄の「デハ230形デハ236号」を取材陣に公開。修繕は総合車両製作所(金沢区大川)の協力のもと、2017年5月から行っていた。
修繕前の車体は長期間、風雨に晒されていたため塗装が剥がれ、腐っている部品もあった。図面もなく、部品も揃えづらい中で「総合車両製作所をはじめ、様々な協力があり復元できた」と京急担当者。みなとみらいに建設中の京急グループ本社1階で今年度中に保存・展示予定。
同車体は1929年に湘南電気鉄道デ1形として製造、1948年の京急電鉄発足時にデハ230形へと改番。当時の最高技術を取り入れた名車として、48年間京急電鉄を支えた。引退後は川口市で保存されていたが2年前、京急電鉄に帰郷した。
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