チョコレート原料のカカオ原産国として有名なガーナでは特に子どもや女性の低賃金労働が問題となっている。磯子区岡村に本社を構えるチョコレートデザイン株式会社ではそんなガーナの子どもや女性を支援する。
八木克尚代表はカカオ原産国のガーナの労働環境に衝撃を受け、洋菓子全般を扱っていた同社をチョコレート専門店へと変えた。会社としても現地の子どもたちのために学校の建設や文具寄付などの支援をしてきた。
2017年からは現地の支援団体が中心となって進める「農園のお母さん応援プロジェクト」を支援。商品の売り上げの一部でカカオの苗木などを購入し、無償で提供する。このプロジェクトではゆくゆくは自分の農園を持ちたいといった夢を持つ現地の「お母さん」を60人選抜し、その中からさらに5人をリーダーとして養成。カカオ育成の技術やノウハウを指導し、彼女らが自立して活躍していくためのサポートを継続的に行っている。「お母さん」を支援することが国を育て、子どもたちの未来を育てることにも繋がると考える。
誰もが輝ける職場に
同社は社員の8割が女性。育休や産休などをはじめとした働き方改革などについても力を入れる。「だからこそ、現地の女性たちのために何かしたいという思いも生まれた」と担当者。これからも国を問わず「誰もが平等に輝ける職場づくり」を目指す。
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![]() 社員も定期的に現地へ
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