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SDGsパートナー新規認定【3】 本業で持続可能な社会貢献  金沢区 グーン

文化

公開:2020年6月18日

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認定書を持つ菊池さん(右)ら
認定書を持つ菊池さん(右)ら

 神奈川県と連携してSDGs(環境保全など、持続可能な開発目標)の普及促進活動に取り組む「かながわSDGsパートナー」。このコーナーでは新規認定された金沢区・磯子区の企業、団体をシリーズで紹介する。

◇ ◇ ◇

 2001年創業の株式会社グーン(藤枝慎治代表取締役社長)は、金沢区鳥浜町に本社・工場を構え、産業廃棄物の中間処理業をメインにする。廃木材や廃プラスチックを有償で受け入れ、細かく破砕。廃木材は製品チップ化し製紙会社や発電所のボイラー燃料として、廃プラスチックはフラフ燃料としてリサイクルする。一日平均の取り扱い量は約380トンで市内でも多いという。

 「事業モデル自体がSDGsの取り組み」と説明するのは、増田賢二専務取締役。同社のSDGsの取り組みは「つくる責任 つかう責任」が起点となっている。廃棄物の適正処理による環境衛生の改善で「住み続けられるまちづくり」、再生可能エネルギーの促進による「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」のゴールを目指した持続可能な社会を目指している。

セブ島に工場

 同社は3年前からフィリピン・セブ島に廃プラスチックリサイクル工場を建設し運営。グローバル事業展開にも力を入れている。セブ島では現地人を採用し、雇用を創出。SGDsの目標の一つ「働きがいも 経済成長も」を推進している。

 さらに、海外事業ではフィリピンのほか、東南アジアの新興国を中心に廃棄物に関する様々な調査を実施してきた。新興国に対して技術指導も行うなど活動は活発だ。

 経営企画グループの菊池秀男副本部長は「皆さんごみは捨てるが、ごみのその後はあまり知られていないと思う。SGDsを通してそのようなことに注目が集まればうれしい」と話した。

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