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「次の方どうぞ」VOL.5 里帰りできない 妊婦にも対応 取材協力/汐見台病院産婦人科
現在は平均して月約30件の分娩を行う康心会汐見台病院の産婦人科。20数人いる病棟看護師は全員助産師の資格を持ち、自然分娩を推奨している。「助産師さんが外来から入院まできめ細やかな生活指導や体調管理を行ってくれ、とても心強かった」という妊婦も少なくない。科長を務める中田裕信医師は、「無料のマタニティヨガ教室なども行っており、気軽に相談できる環境が整っている」と話す。「患者のQOLを考えた検査と治療」「きめ細やかな指導と管理」「小児科など他科と連携した高度な治療」を柱に、女性と妊婦の健康を支える。
現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、立ち合い分娩や面会に制限を設けているが、より良いお産にしたいという思いに変わりはない。また、「里帰り出産先に受け入れを拒否された」「長距離の移動が不安」などといったケースにも、可能な限り対応している。
中田医師が産婦人科の道を選んだのは、「子どももお母さんも診れて手術もする。幅広い医療に携われる」と思ったから。「難産を乗り越えて命が生まれる場面は今でも感動してしまう」と話す。「次のお産もここでしたい」──そんな声を聞けるような温かな出産の場を目指す。
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康心会汐見台病院
こどもタウンニュースよこはま版4月3日 |
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