6月から横浜南間税会の会長に就任した 山岸 幹夫さん 磯子区丸山在住 72歳
「苦あれば楽あり」
○…259の法人・個人からなる横浜南間税会の会長に6月の総会を経て就任。間税会には消費税が導入された平成元年に入会し、磯子支部長や副会長を長期にわたり務めてきた。コロナ禍で各区の区民まつりが中止となり、例年行っている消費税の啓蒙活動ができないことが課題の一つ。「このような状況でもできる活動を模索していきたい」と意欲をみせる。
○…神奈川県津久井郡津久井町(現相模原市)出身。経済に興味があり兄からの「資格を」とのアドバイスで大学3年から税理士試験に挑戦。会計事務所に就職し専門知識を勉強しながら試験を受け続け27歳で晴れて合格。31歳で独立し磯子区丸山に事務所を構えた。税理士として心がけるのは信頼関係を築くこと。経営のほか、プライベートな相談を受けることが多い。「ホームドクターのような感じかな」と笑顔を見せる。
○…地元で商売をしていることから恩返しがしたいと、自治会長を務めた。滝頭小学校、岡村中学校のPTA会長も歴任。PTA活動では、地域と学校のパイプ役を意識し、地区ごとの懇談会の開催に尽力した。「私自身、このような活動から地域に育ててもらったという思いを強く持っています」
○…「特に中国の歴史が好きなんです」と、事務所には歴史本がずらり。美術館巡りやクラシック鑑賞、税理士仲間とのハイキングなど趣味は多岐にわたり、「楽しく活動する」をモットーとする。間税会では、人員増強を目指し、若い力の台頭を望む。コロナ禍でもどかしさを感じる日々が続くが「苦あれば楽あり」と苦しさの後には楽しみが待っていると前を向く。会の目的の一つ「消費税の啓蒙」を会長として先頭に立って行っていく。
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