神奈川県と連携してSDGs(持続可能な開発目標)の普及促進活動に取り組む「かながわSDGsパートナー」。このコーナーでは、新規認定された企業、団体を紹介する。
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金沢区釜利谷東に本社を構える1976年設立の株式会社春峰園(相澤保代表取締役)は、「おおきな木 ちいさな木 住みよいまちづくり」をキャッチフレーズに、緑豊かな住みよい街づくりを目指している。横浜市の公共事業、造園工、土木工事、個人邸やマンションの樹木管理、緑花工事などを手がける。
地域貢献活動に力を入れている同社は、自然災害時の緊急対応を担う。除雪や倒木、道路陥没、土砂崩れの際の災害時に対応。横浜市と協定を結び、自社で保有する建設機械と人員をあらかじめ登録し、出動要請時に迅速に対応できる体制を常に整えている。
また、能見台地区は坂道が多く通学路などに枯れ葉が堆積すると児童らが転ぶリスクもあるため、数年前から年に一回、能見台地区連合町内会と合同で一斉清掃を行っている。
環境、経済対策も
さらに、緑のカーテンを実施してもらいたいと、金沢区の小・中学校にアサガオの苗木を無料で配布。CO2削減にも取り組む。社内にエコキャップ回収ボックスを設置し年間約3500個のキャップをリサイクルするなど環境問題にも力を入れている。
「個人のレベルアップが働きがい、会社の経済成長、そして社会全体の経済成長につながる」と社員の資格取得に向けた講習費、受検費用を全額助成している。
相澤升平専務取締役は「社内でもSDGsを意識している。社員全員でできることを掲げ、少しでも持続可能な目標達成に貢献していけたら」と話した。
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