神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
金沢区・磯子区版 公開:2020年11月19日 エリアトップへ

能見台小5年1組 横浜紅谷と和菓子開発 完成に向け、試食会

社会

公開:2020年11月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
児童に試作品を配る鈴木店長
児童に試作品を配る鈴木店長

 能見台小学校の5年1組の児童と地元和菓子店の横浜紅谷能見台店が新商品の開発を協力して行っている。テーマは「春におめでとうが伝わる和菓子」。11月11日には児童のアイデアをもとに作られた試作品4品の試食が行われた。今後、児童の意見を取り入れつつ改良を重ね、2月の完成を目指す。

 5年1組の児童29人は総合の授業で、7月から能見台周辺の店舗をまわり、新型コロナウイルス感染症の影響で困ったことがないかなどを聞き取り。店舗の感染症対策やおすすめ商品などを伝えるポスターを作り支援してきた。

 そんな中、横浜紅谷が能見台商店街の七夕祭りの中止で、新商品を披露する場がなくなったことを知った。「自分たちにできること」を考えた結果、「おめでとうが伝わる新商品」を一緒に開発することに。購入者が「おめでとう」を伝えたい誰かに贈ることで、町を活性化したいという思いを込めた。

 同店の鈴木和美店長を学校に招き、お祝いや卒業式、入学式でつかえるように春の和菓子を一人一人が考案した和菓子をプレゼンテーション。今回はその中から4つを選び、試作品が作られた。

 試作品はいちごを練りこんだあんこを包んだ練り切り、抹茶あんを包んだほうじ茶のわらびもち、桜やわらびもちが入った錦玉、パイナップルと白あんを包んだわらびもちの4品。錦玉を考案した小林紗良さんは「いろんなものを錦玉の中に入れたものを書いたので、実現は無理かなと思っていたけど、キレイにできていてすごい」と感想を話した。

 最後に児童が試作品の感想を発表。人気があったのは、パイナップルの和菓子で、パインのジューシーさや白あんとの相性が高評価だった。鈴木店長は「みんなが食べておいしいと言ってくれて嬉しい。今日の和菓子は商品の”赤ちゃん”なので、意見をもらって完成させていければ」と話した。

試作品の和菓子4品
試作品の和菓子4品

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

地域とつなぐ広場整備へ

あおぞら谷津保育園

地域とつなぐ広場整備へ

まち普請で助成対象に

2月20日

いじめ対策部を新設

横浜市教委

いじめ対策部を新設

専門部署で迅速支援へ

2月20日

体験通して「あぶら」学ぶ

日清オイリオ磯子事業場

体験通して「あぶら」学ぶ

工場見学者向け施設刷新

2月13日

全戸導入に向け技術検証

市水道の自動検針

全戸導入に向け技術検証

市民生活の利便性向上も

2月13日

自分らしく暮らせるまちに

金沢区長インタビュー

自分らしく暮らせるまちに

子どもと地域の関わりを

2月6日

防災、子育て支援に重点

横浜市予算案

防災、子育て支援に重点

2年連続プラス編成

2月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月13日0:00更新

    0

  • 2月6日0:00更新

    0

  • 1月23日0:00更新

    0

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook