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避難所の感染症対策進む 検証結果を各拠点に展開
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、金沢区役所は地域防災拠点の対策を進めている。横浜市の「新型コロナウイルス感染症を踏まえた地域防災拠点の開設・運営のポイント」を踏まえ、8月から11月にかけて並木第四小学校地域防災拠点で、運営上の留意点や課題についての確認や検証を行った。
検証では、動線や感染疑いのある避難者専用スペースの確保、間仕切りの設置レイアウトや受付などの開設・運営方法を確認した。
担当者は「発災直後は混乱しており、すべてに対応することは難しい場合もあるため、できる範囲から取り組みを進めることが大切」と話す。区はこの結果をまとめて区内各拠点に展開し、感染症対策の強化を推進していくとしている。
風水害避難場所も
台風などの風水害時に区役所が開設する「風水害避難場所」でも感染症対策は進む。避難者同士の接触を減らしプライバシーを確保する間仕切りを整備。また、避難者が到着したタイミングで発熱や咳などの症状が確認された場合には、専用の避難スペースに移動できるよう、避難場所対象校などとの調整を行った。区担当者は「避難とは、『難』を『避』けること。安全な場所にいる人まで避難所に行く必要はありません。また、避難先は小中学校だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも検討していただきたい」と話した。
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「丈夫な血管」目指し冬に備える11月21日 |
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