金沢区並木の商業施設「ビアレヨコハマ」で6月9日、新型コロナウイルス感染症のワクチンの集団接種が開始した。集団接種会場は、スポーツセンターや公会堂などを活用し各区に1か所以上設置されているが、民間施設の会場は横浜市内初。新館2階に設置された会場の広さは約1500平方メートルで、受付や医師による予診ブース、接種ブース、経過観察エリアなどに区切られている。スタッフは医師や看護師、薬剤師、派遣スタッフら約50人で対応。1日で500人近い接種が可能だという。
ビアレヨコハマを運営する金沢商業開発は「地域の人々に支えられて営業しているので、地域のためになることなら何でもご協力したいと場所を提供した」と話す。初めて来る人にも分かりやすいように約40の捨て看板を作成し、駅からの道に設置した。さらに当日、接種券を提示すると、各店ので割引などのサービスが受けられる特典も用意した。
当日は開店前から接種を待つ人の列ができたが、目立った混乱は見られなかった。視察に訪れた永井京子金沢区長は「会場の提供だけでなく、看板の設置などの配慮をしていただき、大変感謝している」とコメントした。接種をした人からは、「ビアレには毎日買い物に来ているので、便利だった」「駐車場があるのでありがたい」などの声が聞かれた。
接種予約は予約センター(【フリーダイヤル】0120・045・112)へ。
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