神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

氷取沢市民の森愛護会の会長として、農業専用地区でコスモスを育てる 岡本 富夫さん 磯子区氷取沢町在住 75歳

公開:2021年9月16日

  • LINE
  • hatena

支えられ「当たり前の風景」を

 ○…円海山に連なり、豊かな自然が広がる磯子区の「氷取沢市民の森」。愛護会の会長を務め、仲間と力を合わせて広場の草刈りやごみ拾いなどを担う。市民の森に近い農業専用地区では、毎年畑の所有者にコスモスの種を配布。「秋になるとコスモスが咲くのが、この辺りでは当たり前の風景。ハイキングの人だけでなく、多くの人に楽しんでもらえたら」と目を細める。

 ○…宮城県出身。妻の実家がある縁で、50年ほど前から磯子区で暮らす。「活動している姿を見ていたから、それが当たり前だった」と話し、家族から引き継ぐ形で自然と愛護会に参加。仕事を定年退職してからは会長となった。「会長といったってゼロからのスタート。最初は何も分からず困ったね」。それでも仲間に支えられながら、15年にわたって市民の森や周辺を含めて自然を管理してきた。

 ○…仕事では、電車の車両点検・修理に従事した。定年後は親の畑を受け継ぎ、トマトやキュウリをはじめ、白菜、大根など季節に合わせた野菜を育てている。「スーパーで買ったものとは味が違うはず。そんなにたくさんは作れないけどね」。育てた野菜は農協の直売所に並ぶことも。毎日のように緑に触れ、自然と向き合った生活を送っている。

 ○…毎年コスモスが開花するまでの過程を見てきた中で感じたのは、「(種をまく)タイミングが大切だし、実際にまいてみないと分からない」。今年は天候が影響し、例年より早めに開花したとという。「せっかく花が咲いたのだから、少しでも見てもらいたい。『きれいだね』と言ってもらえたらうれしいね」。これからも周囲の協力を得ながら、コスモスが連なる風景を作っていく。

金沢区・磯子区版の人物風土記最新6

飛田和 健さん

洋光台南第二住宅で菜園活動を主導する

飛田和 健さん

磯子区洋光台在住 55歳

11月21日

庄子 雄大さん

プロ野球ドラフト会議2024で福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受けた

庄子 雄大さん

神奈川大学4年 22歳

11月14日

齊藤 潔さん

金沢区食品衛生協会の会長に就任した

齊藤 潔さん

金沢区六浦在住 58歳

11月7日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

10月31日

高橋 サチエさん

磯子区岡村にある実家を地域の居場所として開放する

高橋 サチエさん

横浜市出身 67歳

10月24日

穴澤 里美さん

金沢区自助連絡協議会の代表を務める

穴澤 里美さん

金沢区大道在住 43歳

10月17日

ウスイホーム金沢文庫店

横浜市金沢区谷津町337 0120-938-171

https://www.usui-home.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

  • 10月17日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook