野口英世よこはま顕彰会(田中常義理事長)と横浜金沢文化協会(国吉一夫理事長)は9月29日、厚生労働省で同省と横浜市の代表者に金沢区長浜にある検疫資料館(旧一号停留所)の保存を訴える要望書を手渡した。要望書とともに、前日までに全国から集まった4322筆の賛同の署名簿も添えた。
この検疫資料館は1895年に建てられた横浜最古級の洋風建築。当時は長濱検疫所一号停留所として、コレラやペストなど感染症の疑いがある人を一時的に停留させる施設として使用された。上級の船客らを収容していたため、豪華なシャンデリアや装飾も施されている。2018年には国の登録有形文化財に指定された。
しかし、検疫資料館がある横浜検疫所輸入食品・検疫検査センターが22年にMM21地区に移転することが決定。同顕彰会はその存続を危惧し、活動を継続して行ってきた。今後も保存署名運動は継続し、行っていく予定だという。
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