金沢産業団地の企業の新しい商品やサービス、取り組みを発表する「PIAビジネスグランプリ」が11月5日、横浜市金沢産業振興センターのホールで初開催された。これは、同団地の秋の祭典「PIAフェスタ」の中の企画。台風と新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続で中止となったが、規模を縮小して開催にこぎつけた。
当日は全10社が参加。各社15分の持ち時間で発表した。審査は5人の審査員の審査項目の点数と会場の投票で行われ、「アスリート応援採用」で人材不足を解消した大松運輸が優勝した。審査員を務めた経営コンサルタントの村田茂雄さんは「働き方の多様性や人材不足に寄与する取り組みで、現場で行われた実績と今後の金沢区エリアを含む他への展開可能性を評価した」と総評した。
また、準優勝はNHK番組「魔改造の夜」に参加し社員が一丸となって取り組んだニットーが受賞。シーサイドライン賞には金沢区で初めてコワーキングスペースをオープンさせた大成ERC、特別賞には請負事業から自社主体の文化事業へ業種転換に挑戦したHIGASHI―GUMIとコロナ禍という逆境の中で売り上げと生産性向上に取り組んだパインバレーが選ばれた。
同フェスタでは、産業団地内の商品を販売するプチマルシェも開催。最後はサプライズの花火も打ち上げられた。
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