コロナ禍のまちを学生の絵で明るく--。磯子消防署隣の国道16号線沿いにある三親住設(株)第二ビル2階の窓に、岡村中学校美術部が描いた絵が掲示されている。
コロナ禍でまちが暗く感じられたという同社の奥村佳正代表取締役。学生にとっても発表や展示の機会が減っていると聞き、近隣の岡村中に依頼して実現した。作品は美術部の3年生12人が8枚の窓に合わせて制作。体育祭や文化祭の看板制作と並行し、計18時間で完成させた。原画を考えた崔(さい)慧(けい)玲(れい)さんによると「春と夏」をテーマにデザインし、咲き誇る桜や緑の木々とたくさんの花々を描き、女の子の髪や帽子で風がそよいでいる様子を表現したという。
奥村代表は「見ていると気持ちが明るくなるような、とても素晴らしい作品を描いてくれた」と話した。3月末までは掲示する予定だ。部長の齊藤妃那さんは「1、2年生の協力もあって、私たちの3年間の想いが詰まった作品に仕上げることができました。実際に窓にはめてもらったのを見た時はとても感動し、素敵な機会を得られたことをとてもうれしく思いました」と話した。
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