金沢区の六浦駅前に「こども食堂なぎさ・六浦」(東口徒歩1分)が5月19日、オープンした。このこども食堂は、公益財団法人が展開している事業で、外食大手のコロワイドのグループ企業で給食事業を手がけるダイニングエールが委託を受け運営している。昨年6月にオープンした富岡店に続き、2店舗目。
同食堂の利用は、初回に会員登録が必要。3歳から中学生までの子どもとその保護者2人まで無料で食事ができる。メニューは日替わりで3種類あり、同社の管理栄養士が監修している。平日は午後3時から、土・日・祝日は午前11時から営業している。
会員登録数は富岡が1年で約900人だったのに対し、六浦はおよそ10日で約250人に。特に週末の利用が多く、オープン後の日曜には100人を超える人が来店した。店長の古川健太郎さんは「富岡に比べ、小さなお子さんが多い印象。外に並ぶこともある」と話す。また、地域の人から食料やお金の寄付の申し出もあったという。「食料やお金は受け付けていないが、子どもたちが使える折り紙やクレパスなどはありがたくいただきました」
コロワイドの担当者は「地域貢献として始めた事業だが、予想以上に得られるものがあった。社員が、食の原点を再確認し、お金をいただくありがたさを感じる機会になった」と話した。
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